35位で出た畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は6バーディー、2ボギー67で回り、通算5アンダーと伸ばして、首位と2打差の4位で決勝ラウンドに進んだ。「スタートからボギーが続いてしまったが切り替えられた。パッティングが決まってくれた」とうなずいた。

1番パー4でいきなりボギーをたたいたが、3番パー4、4番パー4で連続バーディー。5番パー3では池付近からの第2打で靴を脱ぎ、右足を水の中に入れてのショットで見事にリカバリーした。「まさかボールがああいったところに止まっているとは」と振り返った上で、「大きなパーセーブだった」と自賛した。

流れに乗った直後の6番パー4でバーディーを挙げた。後半にも16番パー3、17番パー4で連続バーディーを奪うなどスコアを伸ばし、「どこにボールを置いたらいいかを考えながらできた」と振り返った。

今月上旬の全米女子オープンでは首位で最終日を迎えたものの4位。メジャー初勝利を、今度こそつかめるか。