
誰もが男女間の賃金格差については聞いたことがあると思うが、“余暇“の格差については? 余暇は、健康、生産性、ウェルビーイングにとても重要な役割を果たしている。ONS(Office for National Statistics)のレポートによると、男性は女性よりも平均して週に5時間多く余暇活動に費やしているそう(これは、年間で約260時間の増加となる)。 【写真】すべての女性にエール!世界の女性リーダーたちが贈るポジティブな名言集 そして、多くの女性が仕事を続けるのに苦労している今、なぜ余暇の平等が重要なのか。リース・ウィザースプーンの読書クラブが取り上げた『Fair Play(原題:フェアプレイ)』の著者で、時間管理のエキスパートであるイヴ・ロドスキー(Eve Rodsky)は、新著『Find Your Unicorn Space:Reclaim Your Creative Life in a Too-Busy World』で、実践的な解決策とともにこの質問を掘り下げている。 ロドスキーは、余暇と創造のために忙しいスケジュールにスペースを生み出すことで、「楽しむ権利を取り戻す」ように女性読者を力づけている。そして、このスペースのことを彼女は「ユニコーン・スペース」と呼ぶ。 直感に反して、時には自分勝手に感じることもあるかもしれないけれど、楽しむことは心身の健康に不可欠。だから、(見落とされがちだが)男女平等のための闘いでは重要な役割を果たすのだ。
余暇、あるいは「ユニコーン・スペース」とは?
『Leisure: The Basics of Culture』で、哲学者のジョセフ・パイパー(Josef Pieper)は、ギリシャ語の「Leisure=余暇」が「学校」の語源であると指摘。余暇は、受動的な概念ではなく、学習、熟考、創造的思考、行動と結びついているのだ。 ロドスキーは、現代の読者のために、これを一歩進め、休息やセルフケア(十分な睡眠や運動など)、社交、そしてユニコーン・スペース(定義は「天賦の才能、興味、それから自分を自分らしくする才能」を育むための個人的な時間)に分けて説明している。 語学の勉強や、写真を撮る、ダンスクラスに参加するなど、気持ちを明るくさせ、スッキリした気分や元気をくれるようなことならなんでも当てはまる。仕事や家事から離れ、大好きなことに時間を費やすのは、アイデンティティや目的の感覚を再発見させ、回復の早さや充実度の深さを高めることにつながるのだ。
男女間の「余暇」の格差と、「自分のための時間」を優先することが重要なワケ(Harper's BAZAAR(ハーパーズ バザー)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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