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【今年から来年にかけて続々登場!!】スバル 怒涛の新車攻勢&期待の注目車 5選!!! | 自動車情報誌「ベストカー」 - ベストカーWeb

 今年から来年にかけてスバルが新車攻勢をかける!! 新型レヴォーグを筆頭に、登場が予想される5台の注目ニューモデルは?

 スバルにとって2020年から2021年にかけては、例年になく数多くのニューモデルを投入することになりそうだ。新型WRXなど2021年に出るスバルの新車については既報のとおりだが、今年=2020年も大物・レヴォーグのフルモデルチェンジが控える。

 そこで、改めて今年から来年にかけて登場するスバルの新車のなかでも、特に注目度が高い5台の最新情報をまとめてお届け!

文:ベストカー編集部
写真:SUBARU、編集部
ベストカー 2020年2月26日号

【画像ギャラリー】世界初公開!! 新型レヴォーグ STIスポーツを詳しく見る


新型レヴォーグ/2020年12月発売予定

東京オートサロン2020に出展された新型レヴォーグプロトタイプのSTIスポーツコンセプト

 スバル復活を告げる尖兵の役割を果たすのがこの新型レヴォーグだ。

 2020年秋の10月に発表され、12月から正式販売される見込みで、すでに2019年の東京モーターショーでは量産車のプロトタイプ仕様が初公開され、その最上級グレードとなる「STIスポーツ」のプロト仕様も、2020年1月の東京オートサロンで公開されたばかり。

 国内での市場規模は縮小されたミドルステーションワゴンカテゴリーだが、レヴォーグは貴重なターボワゴン。

 このセグメントではトヨタがカローラツーリングをラインナップするものの、こちらのエンジンは実用的な直4、1.2Lターボで、実質的にターボスポーツワゴンは国産モデルではレヴォーグのみといっても過言ではないだろう。

 新たにスバルグローバルプラットフォーム(SGP)を得て大幅に基本性能を向上してくる新型レヴォーグには新開発の水平対向1.8Lターボを搭載。

 現行型の1.6Lの後継的エンジンとなるこの1.8Lターボは、200㎰級のパワーを誇りながら、リーン燃焼技術を採用することで燃費も向上させる。もちろん、アイサイトも最新版となり、ステレオカメラに加え、360度センシングで高速でのハンズオフも実現する。

 最上級グレードの「STIスポーツ」をはじめ新型は、新たにスイッチひとつで走りから乗り心地までを一変させる「ドライブモードセレクト」を搭載。スバル初の電子制御ダンパーシステム採用により、それを可能にしている。

インプレッサ STIスポーツ/2020年10月発売予定

写真はSTIチューンの試作車。インプレッサながらWRXに近い応答性を持たせているとSTI開発陣は自信たっぷりに語っていた

 2019年にインプレッサスポーツ&G4がビッグマイナーチェンジを受けたのだが、その公道試乗会で用意されていたのが、STIが足回りをチューニングしたモデルだ。

 その試乗会で実際に乗った自動車評論家の松田秀士氏によれば、「電動パワステはノーマルと変わらないが、明らかにステアリングは重く、接地性が向上していた」と証言。

 そんなインプレッサの最上級グレードとしていよいよ登場するのがこの「STIスポーツ」。これまでにレヴォーグ、BRZに設定されていたが、ついにSGP採用モデルにも初めて登場することになるワケだ。

 エンジン本体に手は入れず、ビルシュタイン製サスペンションやパフォーマンスダンパーなど、STI独自のチューンはほかのモデルと同様。2019年の東京オートサロンに出展されたSTIコンセプトモデルに近い内容になりそうだ。

新型レガシィアウトバック/2021年4月発売予定

キープコンセプトながら着実な進化を遂げる新型レガシィアウトバック。セダン版のB4は、残念ながら日本への導入は見送られそうだ

 モデル末期の今も北米では好調に売れ続けているクロスオーバーSUV、レガシィアウトバックも、いよいよ新型に切り替わる。

 全長は4860×全幅1855×全高1680mmと若干サイズアップする。すでに2019年4月のニューヨークショーで公開されていて、そのスタイリングはキープコンセプト。だが、その中身はスバルグローバルプラットフォームを得て相当に進化させているのは言うまでもない。

 北米仕様のパワートレーンには現行型の水平対向2.5Lエンジンをブラッシュアップさせたものに加え、北米専売の3列シート車アセントにも載る260ps/38.8kgmの水平対向2.4L直噴ターボをラインナップするが、日本仕様はNAエンジンのみの予定。

新型BRZ/2021年11月発売予定

次期BRZ(予想CG)。エンジンは現行の水平対向2ℓNAから2.4L・NAに換装される。排気量が400cc拡大されることにより、低速域のトルクに余裕が出る

 2019年9月に発表されたスバルとトヨタとの業務資本提携の強化により一層強固な資本関係となった両社が繰り出すのが、コラボレーション開発の継続による次期型86/BRZ。

 開発はスバル側が主導し、新たにスバルグローバルプラットフォームを採用することになる。

 新採用の水平対向2.4L・NAエンジンは、最高出力220ps/最大トルク24.5kgmを発揮。

 排気量アップの恩恵で低速からの豊かなトルクにより、ファントゥドライブ度に磨きをかけて登場。エクステリアについても基本シルエットは変えずによりシャープになる。

アドレナリン(新型クーペSUV)/2021年12月発売予定

2019年のジュネーブショーで公開されたアドレナリンコンセプトをもとに作成した予想CG。新世代のクーペSUVとして期待大!

 スバルが最近打ち出しているデザインアイデンティティに「BOLDER」(大胆な)を体現した新しいクーペSUVが、このアドレナリンだ。

 そのエクステリアからは、フォレスターやXVとはまた違ったタフさやラギッド感が演出されているため、アクティブライフを送りたいと願うユーザーへのアピールが感じられる。

 パワートレーンはフォレスターやXVの搭載する2Lマイルドハイブリッドのe-BOXERと、NAエンジンの2本立てになりそう。

 最近の販売比率では約6割がフォレスター、XV、アウトバックというSUVになっているスバル。アドレナリンはそのカテゴリーを拡充するスバル初のクーペSUVモデルとして登場することになる。今から登場が楽しみな1台。

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