医師特有の課題(2)(研鑽) 医師の働き方改革の第一歩は、医療機関の管理者が正しく勤務医の労働時間を把握することだということを、前回の記事で、お伝えした。 労働時間とは、在院時間とは異なる概念であり、「使用者の指揮命令下に置かれている時間」のことであり、「使用者の明示または黙示の指示」があるか、「労働者が業務に従事する時間」かどうかが、メルクマールとなる。 厚生労働省の医師の働き方改革に関する検討会では、医師の労働時間が何かということについて、医師特有の課題にフォーカスしながら、考え方を整理している。 医師の労働時間管理で、よく問題になるものとして、前回は宿日直の取扱いについて紹介したが、今日は、いわゆる「研鑽」の時間に関する考え方を紹介したい。医療機関においては、診療などの本来業務をしながら、医師自らの知識の習得や技能の向上のために、学習や研究などを行うことが、よくあると思う。例えば、診療ガイドラインや新しい治療等の勉強、学会や院内の勉強会への参加や準備、専門医の取得・更新のための講習会の受講、当直シフト外で時間外に院内に待機して手術を見学するなどのケースがあると思う。 こうした研鑽...
労働時間と在院時間の違い、研鑽の時間の取扱いを把握しよう - m3.com
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