東京オリンピックの開会式について、大会組織委員会は新型コロナウイルスの感染対策として選手が距離を保って行進する必要があり、時間がかかるとして、当初より30分延長されて開催されることになりました。
一方で、オリンピックとパラリンピックの閉会式は、参加する選手の減少や演出の簡素化などから時間が短縮されます。
国立競技場で行われる東京オリンピック・パラリンピックの開会式と閉会式は、いずれも午後8時から午後11時まで3時間かけて行われる予定でした。
これについて組織委員会は2日、感染対策などに伴って時間を変更すると発表し、このうち今月23日のオリンピックの開会式は、行進する選手の間隔を2メートル確保するため、当初より時間がかかるとして、終了時間を30分延ばし午後11時半までの開催となりました。
一方で、来月8日の閉会式は、選手村の滞在期間を限定したことで、参加する選手の人数が減ると見込まれるほか、演出も簡素化することで終了時間を30分早くして午後10時半までの開催となります。
パラリンピックについては、開会式の時間の変更はないものの、閉会式は参加する選手が減る見込みとなったことなどから、午後10時半までの開催に変更されました。
東京五輪・パラ 開会 閉会式の時間を変更へ 感染対策など考慮 - NHK NEWS WEB
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