そして、北海道において地震への備えの時に絶対に忘れてはいけないのが、「冬に起きたら」という備えです。
気象災害には起こりやすい時季、起こりにくい時季が存在しますが、地震にそれはありません。冬の停電で最も怖いのは厳しい寒さ。北海道は、例えば札幌でも1月は平年の最高気温が氷点下で、真冬日が当たり前、という気候です。胆振東部地震と同じ規模の災害が真冬に起こっていたら、被害はさらに大きくなっていたかもしれません。
特に今回の震災は全道的なブラックアウトが発生し、地震の揺れによる被害がなかった地域でも、停電によって大きな影響が出ました。
北海道の家庭で主に使用されるストーブは、石油やガスが燃料となっていますが、着火に電力を必要とします。そのため、停電が起こると、ストーブによって暖を取ることができなくなります。冬の災害に備え、電気を使わないポータブルストーブや、カイロなどの準備をしておく必要があります。ガスが使えてお湯を沸かせる時には、湯たんぽも強い味方となります。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大といった新たな脅威もあり、震災の記憶が薄れてきている人が多いかもしれません。
しかし、災害は忘れた頃にやってくるとも言います。あの震災を風化させず未来へ活かすために、今一度、防災や日頃の備えについて考えてみてはいかがでしょうか。
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September 09, 2020 at 03:29PM
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あれから2年 北海道胆振東部地震を風化させないために(日直予報士 2020年09月09日) - 日本気象協会 tenki.jp - tenki.jp
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