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<くらしの中から考える>学校にスマホ持ち込み(みんなの声) - 東京新聞

 公立中学校へのスマートフォンの持ち込みが条件付きで認められるようになったことをどう思いますか? 7日に掲載した「学校にスマホ持ち込み」の記事について子どもたちから意見を募ったところ、ルールを守らない人が出るなどと反対意見が目立つ一方、家族との連絡に使え「お守り代わり」との声もありました。

 「反対」と送ってきたのは、三重県菰野町の小学六年、水谷伊織さん(12)。「絶対にルールを守らない人が出てきて、特に登下校時に歩きスマホをする人が増えそう」

 さいたま市の中学二年、桐田真さん(13)はスマホを持っていないが、「不便とは感じない」という。「何かあれば家には学校から連絡すればいいし、帰る時間も伝えておけばいい」とつづった。

 愛知県江南市の高校三年、石原陽奈さん(17)は学校でカッとなった子がすぐ会員制交流サイト(SNS(エスエヌエス))上に悪口を投稿し、いじめにもつながりかねない可能性を指摘。「持ち込みを認めるなら、学校が対策をきちんと示す必要がある。そうまでして学校生活に取り入れる必要性はないのでは?」と書いた。

 依存を心配する声も。東京都内の中学一年の男子生徒(12)は「スマホを持っている友達は夜中までLINE(ライン)でやりとりをするなど、歯止めがきかないようだ。持ち込みがOK(オーケー)になったら、友達はずっといじっていそう」。愛知県尾張旭市の中学三年の女子生徒(14)も「スマホが使えない時にどうしたらいいかを学ぶことも大切」と記す。

 一方、スマホを持って私立中に通学している名古屋市の中学三年の女子生徒(15)は「登下校中に災害や事件が起きた時、家族との連絡手段があると少し安心。スマホはお守り代わり」。学校にいる間は電源を切って担任教諭に預けている。コロナ禍による休校中はスマホでオンライン授業を受け、習い事の空手の稽古はウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で参加した。「友達と毎日LINE(まいにちライン)もしてたから寂しくなかった。またいつ休校になるか分からないし、スマホのない生活なんて考えられない」という。

 保護者も反対意見が多いようだ。学習塾を運営する「明光義塾」(東京)が昨年、保護者七百六十人に行ったアンケートでは、小学校高学年の保護者の六割、中学生の保護者も半数近くが反対。トラブルの原因や、勉強の妨げになることを理由に挙げた人が多い。

 一方、賛成は小学校で三割、中学校では四割。理由には、もしものときの連絡や、犯罪から身を守るために必要と考えているようだ。 

◆学校は親子の声聞いて

 知り合いの中学生のお子さんは「先生に預けるぐらいなら学校にスマホを持っていきたくない」と言っていたそうです。管理する教師の負担も増え、個人的には持ち込みに反対。学校が一方的に決めるのではなく親子の声を聞いて判断することが重要だと思います。 (細川暁子)

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