
2005、2006年のF1王者フェルナンド・アロンソが来季2021年にルノーからF1復帰することが決まり、8日、正式発表された。アロンソのF1レギュラーシート復帰は2018年以来となる。
コロナ禍により今季の遅い開幕を果たしたばかりのF1だが、来季2021年へのストーブリーグは今季開幕前から活発に動いていた。セバスチャン・ベッテルの今季限りでのフェラーリ離脱が決定、そこに現マクラーレンのカルロス・サインツJr.がおさまり、さらには現ルノーのダニエル・リカルドがマクラーレンへ、という流れの来季人事が既に確定済みで、それらに連なる動きとしてアロンソの来季ルノー加入が決まった。
スペイン出身、1981年7月29日生まれ(現在38歳)のフェルナンド・アロンソは2001年に当時のミナルディからF1デビュー。翌02年はルノーのテストドライバーを務め、03年から同チームのレギュラードライバーとなった。そして05、06年に2年連続チャンピオンに輝く。
その後は07年マクラーレン、08~09年ルノー、10~14年フェラーリ、15~18年マクラーレンと渡り歩きながら継戦。F1通算32勝は歴代6位の記録だ。
日本との馴染みも深く、15~17年はホンダ製F1パワーユニット(PU)で走っている。近年のアロンソはF1以外のモータースポーツにも積極的に参戦しており、世界耐久選手権(WEC)の2018/2019シーズンにはトヨタのLMP1マシンで参戦、シリーズチャンピオンを獲得した。ルマン24時間レースは18、19年と連覇。トヨタからは今年20年1月のダカールラリーにも参戦している。
F1モナコGPの優勝経験もあるアロンソは、ルマン24時間とインディ500をあわせた世界3大レース制覇も目標に掲げており、インディ500にも過去2回挑戦した(1回は予選落ち)。今年8月開催予定の第104回インディ500への参戦が決まっており、これが彼の目下の直接的ターゲットというかたちになっている。
現段階でF1参戦は18年最終戦が最後のアロンソ、来季21年は3シーズンぶりのレギュラーシート復帰だ。20年シーズン中のスポット参戦等がない場合は19、20年と丸2シーズンを挟んでの復帰ともなる。
アロンソがルノーのワークスチームでF1を戦うのは09年シーズン以来で、今度が3度目の所属ということに(*18年シーズンに関してはルノー製PUを搭載したマシンで走っている)。ルノーは2010年代の一時期、ワークスチームを手放す格好になっていたが、その後“復活”させており、アロンソが過去2回所属した古巣と呼べる歴史的経緯を失ってはいない。
アロンソは「ルノーは僕のファミリーだ」と復帰を喜びつつ、「(ルノーでの)2回のタイトル獲得はF1における最高のメモリーだが、今は前を見据えている」と、来るべき戦いへの新たな決意を強調している。
なお、現在のルノーでのリカルドの相棒、今季F1復帰を果たした若手エステバン・オコンは複数年契約を結んでおり、来季のルノーはアロンソとオコンのコンビでの参戦になる。また、アロンソの契約年数については「upcoming seasons」という表現があることや海外サイトの報道等から複数年、2年契約ではないかと見られる。
一方、今般の“逆・玉突き状態”とでも称すべき一連の来季人事、その発端であるベッテルに関しては現段階でフェラーリを今季限りで離脱することしか明らかになっていない。今後も注目の的となりそうだ。
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July 09, 2020 at 04:45AM
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