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「靴のトリオ」のトリオ(群馬・高崎市)が自己破産を申請 - 株式会社 上毛新聞社

靴小売りのトリオ(群馬県高崎市)が事業を停止し、前橋地裁高崎支部に自己破産を申請したことが分かった

 靴小売りのトリオ(群馬県高崎市若松町、吉村修二社長)が17日までに事業を停止し、前橋地裁高崎支部に自己破産を申請したことが20日、分かった。同日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は2023年1月期末時点で約5億3800万円だが、今後変動する可能性がある。

 同社は1930年創業。51年に法人改組。老舗業者として県内での知名度は高く、「靴のトリオ」の屋号で本店など路面店のほか、県内や埼玉県内の百貨店、ショッピングモールに出店。シューズメーカーからの店舗の受託運営も行っていた。多店舗展開を積極的に進め、97年1月期には売上高約22億2300万円を計上した。

 しかし、大手靴小売りチェーンの進出など競合が激化し、既存店の売り上げは低迷。さらに積極的な店舗展開に伴う金融債務が負担となり、赤字基調の推移をたどっていた。不採算店舗の閉鎖など改善に注力してきたが、売り上げの減少と債務超過が続き、資金繰りはひっ迫。コロナ禍の影響を受け、2023年1月期の売上高は約2億2400万円に落ち込んでいた。資金繰りは限界に達し、事業継続を断念した。

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