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素直に笑顔に幸せに:「素直な靴」か「癖のある靴」か スケート靴 ... - 毎日新聞

フィギュアスケートの友野一希選手=東京都千代田区で2023年6月28日、藤井達也撮影
フィギュアスケートの友野一希選手=東京都千代田区で2023年6月28日、藤井達也撮影

 シーズンオフはさまざまなアイスショーに出演しエンターテイナーぶりを存分に発揮した友野一希選手(25)=上野芝スケートクラブ=が、26日の全大阪Ⅱ選手権(大阪府立臨海スポーツセンター)で今季の幕を開けます。コラム「素直に笑顔に幸せに」では、前回から3回に分けて友野選手を支える「靴」にまつわる話をお届けします。「柔らかい派」という友野選手ですが、今回のテーマは「重さ」についてです。

革にはロマンが詰まっている

 靴の重さによって、エッジ(刃先)の氷を削る音は違ってきます。当然ですが、革素材の靴の方が重く、重厚な滑りができます。あくまでも僕の持論ですが「革素材の好きな選手、技術ありがち」というのはありますね。世代も関係しているとは思いますけど。

 最近は技術も向上してカーボン素材などの軽くて丈夫な靴が主流です。軽いからジャンプも跳びやすいですしね。でも、スケーティングだけで言えば、僕は革素材の靴の方が好きなんです。

 硬めか、それとも柔らかめか。前回は友野選手にスケート靴の柔軟性について「こだわり」を語ってもらいました。
 僕は「柔らかい派」 スケート靴のポリシー語ります/上=友野一希
 次回は9月に公開予定です。

 少し前の世代のスケーターは、自分の滑りが革になじんでいく感覚が好きな選手が多い印象です。もちろん、競技をする上では、最近の軽い素材の靴の方がすごく良いんですよ。履…

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