ホーチミン市ビンタン区に工場を構え、同市最多の労働者を擁する台湾系靴製造大手「ポウユエン・ベトナム(宝元ベトナム=Pouyuen Vietnam)」は、受注の減少を背景に、26日付けで無期雇用契約の労働者1231人を解雇すると発表した。
退職に同意した従業員には、失業保険加入期間を含め、解雇手当として勤務年数に応じて1年につき0.8か月分の給与に相当する金額を支給する。解雇手当の算出に用いられる給与は、退職直前の6か月間の給与の平均額となる。
同社は9月末までに社会保険手帳を労働者に返却し、労働契約の解除手続きと労働者に対する関連手当の支払いを完了する予定。
なお、同社が人員削減を行うのは今年3回目となる。同社はこれに先立ち、2月から7月にかけて合わせて約8000人との労働契約を終了した。
ポウユエン・ベトナムは台湾のポウチェン(宝成工業=Pou Chen Corporation)の子会社。同社はビンタン区に56haの工場を構え、労働者数は約5万人となっている。労働者数は8万人に達した時期もある。ナイキ(NIKE)やアディダス(adidas)などのOEM(相手先ブランド製造)で知られる。
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