足元で輝く革靴は、おしゃれを大切にする人の必需品。
職人が靴磨きを通して実現したいこととはー
ジャズミュージックが流れる店内で、ひとり靴と向き合う男性。
林田直樹さん43歳。
30歳のとき靴磨きの世界に入りました。
(Brift H 札幌 林田直樹さん)「靴がきれいになると気持ちがハッピーになるじゃないですか。なのでとてもいい仕事だなって思うんですよね」
先月ロンドンで開かれた靴磨きの世界大会。
決勝戦には3人が出場。
指定の革靴やワックスを使って、制限時間20分で仕上げの「つや出し」を競います。
審査の結果ー
(司会)「Hayashida from Japan!」
林田さん、見事優勝を勝ち取りました。
3度目の挑戦で悲願の世界一です。
(Brift H 札幌 林田直樹さん)「これが大会で磨いた靴になります」
右は磨いていない靴、左が磨いた後の靴。
光沢の違いは一目瞭然です。
(Brift H 札幌 林田直樹さん)「つま先と踵にかたい芯が入っている。かたい芯が入っている部分を中心にワックスを重ねてつやを出していく」
世界一の技で、靴はどのように生まれ変わるのでしょうか。
間近で見せていただきました。
(Brift H 札幌 林田直樹さん)「これはクリーナーですね。古いクリームとかを除去する作業。汚れを取っています」
汚れ落としは靴磨きのファーストステップ。
(Brift H 札幌 林田直樹さん)「スキンケアみたいな感じでもあるので、古い化粧を落とさないと新しい乳液入っていかないって感じ」
次に栄養補給のクリームを塗ってなじませます。
そのあとは、いよいよ「つや出し」の工程。
ワックスを薄く丁寧に塗り重ね、光沢が出るまで磨き上げたら完成です。
履きこんだ革靴が、それまでになかった輝きを放つようになりました。
(宮崎記者)「世界一の靴磨きで足元がピカピカになりました。心も明るくなりきょうも1日頑張れそうです」
(Brift H 札幌 林田直樹さん)「小さい力なんですけど、頑張ってまずは札幌中を輝かせていって、まちを明るくしていきたいなみたいな気持ちはあります。そういう風に貢献していきたい」
世界一のタイトルを胸に、林田さんは靴磨きでまちを明るくしていきます。
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