靴産業が盛んな東京都台東区浅草を拠点に靴のカルチャー雑誌を発行してきた企画会社経営の城一生(たちいっせい)さん(73)が、浅草文化観光センター(雷門二)で、靴をモチーフにした雑貨の展覧会を開いている。
会場には、靴が描かれたTシャツや、スカーフ、傘などの服飾雑貨、靴のミニチュアなど千点弱がずらり。靴業界紙などを経て起業した城さんが約四十年かけて収集した。目玉は、フランスの有名デザイナー、ロジェ・ヴィヴィエさんを取材した時に描いてもらった絵。雑誌の表紙を飾った。
「昔の靴や靴型、靴づくりの道具など歴史的価値のあるものが、業者の廃業などで処分され、どんどん失われている」と危機感を抱く。「『靴の浅草』を再び発信したい」と、史料の提供も呼びかけている。
二十九日までの午前十一時〜午後六時。入場無料。(小形佳奈)
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