※写真はイメージ
119番に連絡すると、救急車で現場に駆けつけてくれる救急隊。
傷病人が家の中にいる場合、担架で運び出すため、救急隊は室内に入ります。
土足の場合もありますが、救急隊によっては玄関で靴を脱ぐことも。その時、隊員ごとに靴の向きがバラバラに置いてあると、こう思うかもしれません。
「急いでいるから、靴をそろえる暇もなかったか」
しかし、親切心から靴の向きをそろえるのはストップ!
靴の向きがバラバラに置いてあるのには、理由があるといいます。
救急隊の靴を勝手にそろえるのはNG!理由に納得
兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局は、Instagramアカウントで『救急隊の靴の並べ方』と題した動画を公開しています。
動画内では、傷病人がいる家に到着した時の様子を再現。
なぜ救急隊の靴を勝手にそろえてはいけないのかを、分かりやすく説明しています。
救急隊は、担架を持ち上げたまますぐに家から出られるよう、計算して靴を脱いでいるとのこと。
もし、靴が勝手に移動されていたら、足元が見えづらい状態で自分の靴の位置を確認しなければならず、体勢が崩れてしまいそうですね。
動画には靴の向きについて初めて知った人からの感想や、体験談などが寄せられています。
・知ることができてよかった情報。
・先日、救急車を呼んだ際に、救急隊の靴をそろえてしまいました…今後は気を付けます!
・クーラーを取り付ける業者さんの靴をそろえたら、「何度も出入りしやすい向きから変えたら、かえって迷惑になる」と親に注意されたのを思い出しました。
救急隊に限らず、相手の仕事内容によっては、靴の向きを勝手に変えないほうがいい場合があるようですね。
靴の向きをそろえるかの判断に迷った時は、参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]
出典 amagasaki.119.fd
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