「宇宙で使われている」と言われると、それだけでワクワクしてしまうのは私だけではないはず。だって、絶対にハイテクだし、あのシビアな環境にも耐えられるなら、地球でも良いに決まっている。
だから「宇宙 x 商品」は無条件で欲しくなっちゃうんです。そんな私が目をつけているのが、ワコールの「ichi-ho(イチホ)」。JAXAが立ち上げた、地上の生活と宇宙飛行士のQOL向上を目指した「THINK SPACE LIFEプラットフォーム」の一環で、ワコールと大裕商事が共同開発した靴なんですよ。
ブレない靴
「ichi-ho」のコンセプトは、“歩く、をととのえる靴”。2本のバンドの伸縮作用で足と身体の左右のブレを軽減し、歩行速度の向上をサポートすることで、快活感のある明るい印象の歩き方につなげてくれます。
また、足裏の形状に合わせた3Dインソールが荷重を分散して安定した履き心地にしてくれる、とのこと。
先日、歩いていただけで足がブレて盛大に転んだ私には、魅力的なワードしか並んでいません、うん。
ワコールの宇宙への取り組み
「ichi-ho」は、動きと形を研究した「サクセスウォーク」というブランドの技術に、重力と足の使い方着眼点や知見を取り入れて開発されています。
実はワコールが「宇宙」と「足」をテーマにした製品を作るのは、これが初めてではありません。2021年にISSに搭載可と評価された宇宙靴下「アストロソックス」も、ワコールによって開発されたもの。手すりに足を引っ掛けて体を固定しやすいように、足の甲側と裏側の両面にシリコンプリントが施され、足袋のような形をした「アストロソックス」は、2022年にISSに届けられたんですよ。
気になる「ichi-ho」のお値段は2万6400円。ちょっとお高めな印象を受けますが、同プロジェクトの内容や意義を知っていると試してみたくなります。
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