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紳士靴ブランド「三陽山長」、伝説の靴職人・関 信義氏が遺した誂え靴を復刻。「謹製」と銘打った3モデルを11月23日(水)一斉発売 - PR TIMES

三陽山長 『プレステージライン』新作3モデル(写真左から)「謹製 星之丞」「謹製 義之丞」「謹製 蔵之丞」三陽山長 『プレステージライン』新作3モデル(写真左から)「謹製 星之丞」「謹製 義之丞」「謹製 蔵之丞」

  • 商品開発の背景

三陽山長 『プレステージライン』 2022年秋冬モデル三陽山長 『プレステージライン』 2022年秋冬モデル

コロナ禍でリモートワークが浸透し、装いにおいてビジネスアイテムの着用頻度が減少する傾向が長引いたものの、今秋冬はオフィス回帰の動きもあり、ビジネスアイテムに復調の兆しが見られています。そして生活が変化した中、ファッションへのニーズは、より価値のあるものが求められたり、長く使える上質な定番品の需要が高まるなど、選ぶ基準に変化が現れています。

~「三陽山長」ではトップグレードシリーズが人気に~
紳士靴ブランド「三陽山長」では、2021年にブランド創業20周年を迎えたことを機に、20年の技術を結集したトップグレードシリーズとして「プレステージライン」をこれまで計7型発売し、上質を求めるビジネスパーソンから反響をいただきました。こうしたことを背景に、今秋冬も最高峰の本格紳士靴をお客さまへ提案するために、希少素材と匠の技を駆使し、伝説の靴職人・関 信義氏が遺した誂(あつら)え靴を復刻した「謹製 星之丞」「謹製 義之丞」「謹製 蔵之丞」の3型を、2022年秋冬シーズン「プレステージライン」の新作として発売することとしました。
 

  • 三陽山長のものづくりについて

靴を熟知した職人が製作靴を熟知した職人が製作

~ 日本の革靴作りの聖地で製作 ~
「三陽山長」の神髄であるグッドイヤーウェルト製法(※1)の革靴は、日本の革靴作りの聖地として知られる浅草にある1949年創業の老舗靴工場で製作しています。
一般的な靴工場では工程ごとに細かな分業制が敷かれ、それぞれの職人が決まった工程を担当するところ、「三陽山長」の靴を製作する工場では、底付け職人がコバ塗りなどの仕上げも行うなど、日によって異なる工程を担当し、職人ひとりひとりが受け持つことができる幅が広いため、職人が靴を熟知していることが特徴です。各工程において手仕事を施し、長い歴史の中で伝承され更新し続けてきた “いい靴” づくりを大切にしています。こうした工場で生産することにより「三陽山長」の品質が保たれています。

※1)グッドイヤーウェルト製法:靴の中底にアッパーを吊り込み、ウェルトと呼ばれる棒状の革を巻きつけながら縫い付け、最後にウェルトとアウトソールを縫い付ける製法。
 

  • 伝説の靴職人「関 信義」氏、及び今回の復刻について
「関 信義」という名は、本格靴愛好家にとって極めて特別な響きをもっています。戦後間もない少年時代には父が立ち上げた靴の修理解体業を手伝い、10代で靴職人の道へ。抜きん出た技術を身につけて頭角を表し、腕利きの手製靴職人として数々のメーカーを渡り歩きます。機械化の波が押し寄せた1960年代後半以降も一貫して自らの技を守り、靴職人ブームに沸いた1990年代以降は“日本を代表する靴職人”として憧れの的に。まさに本格靴業界のレジェンドです。そんな関氏は、かつての現役時代に「三陽山長」のオーダーシューズを製作していた人物でもありました。ブランドが目指す“ニッポン靴の最高峰”。その象徴というべき存在だったのです。

関氏が手がけた靴はオンリーワンの誂え靴ゆえ、多くの過去作を保管している「三陽山長」のアーカイブにもほとんど残されていません。しかしこのたび、かつての限定企画としてわずかに製作された数足の既製靴サンプルを発掘。「プレステージライン」という最高峰シリーズを始動させた今こそ、“もてるすべての技を注ぎ込んで関氏の作品を復刻したい”。そんな想いを形にしたのが、今回発売する「謹製 星之丞」、「謹製 義之丞」、「謹製 蔵之丞」の3モデルです。デザインやディテール、そこに込められた職人技を限りなく忠実に再現しつつ、木型は「三陽山長」が蓄積した叡智(えいち)の結晶といえる「R2010」および「R2010S」を採用し、さらなる進化を図りました。あわせて、型紙もイチから引き直しています。

伝説の職人が遺したかつての銘靴を、現在のノウハウで蘇らせる。それはいうなれば、時を超えた“至高の職人技”の融合です。「三陽山長」の歴史に名を残す力作、と胸を張れる仕上がりとなりました。
 

  • 三陽山長 「プレステージライン」について 
【プレステージライン コンセプト】

プレステージラインの刻印(左)と刻印の文字(右)プレステージラインの刻印(左)と刻印の文字(右)

“ビスポークシューズ(オーダー靴)に限りなく近い一足に仕立てる” をコンセプトに、革から仕上げまで全て上質なクオリティで製作。インソック(半敷き)部分にも、誂靴(あつらえぐつ)〔=ビスポークシューズ〕メージを表現する文言として『日本謹製 特別誂靴』の刻印を施し、通常のラインとの差別化を図っています。

【仕 様】 ・・・・・ ”本格”の上を行く、ビスポーク・クオリティ 
コバ部分: 日本伝統の仕立てと言われ三角形に削り出した“矢筈(やはず)仕上げ “を採用。通常の平コバ(※2)よりエッジが効き、端正な印象に見えるのが特徴です。※2)コバ:アッパーとソールの間の張り出し部分
踵部分: 通常ではシーム(継ぎ目)が入るところ、極上素材をより際立たせるためにシームレスヒール(一枚仕立ての仕様)を採用。さらにヒールは底に向かってわずかに幅が狭くなるピッチドヒールに仕上げ、よりエレガンスさを強調しました。
縫製: 従来以上にステッチのピッチが精密になるステッチワークを行い、繊細で引き締まった印象に仕上げています。

矢筈仕上げ矢筈仕上げ

シームレスヒールシームレスヒール

精密な縫製精密な縫製

【素 材】 ・・・・・ 歴史あるタンナーが製造した最高峰の素材を使用

アッパーは肌理(きめ)が細かく自然な光沢とハリがありながらもしなやかなボックスカーフ(※3)、ライニング(アッパーの裏側)はしっとりと吸い付くような足触りが特徴の、素材の美しさと実用性を兼ね揃えた1842年創業のフランス老舗タンナー「HAAS(アース)社」製を使用しています。一見スムースレザーに見えますが、よく見ると非常に微細なシボを備えているのも特徴。これは「水シボ」と呼ばれるもので、エレガンスを保ちながらさりげないアクセントを効かせてくれます。ソールは、堅牢(けんろう)性が高く、かつコバの仕上げも美しく表現できる、1645年創業のドイツ老舗タンナー「MARTIN(マルティン)社」製オークバーグベンズ(※4)を使用しています。
 ※3)ボックスカーフ:生後半年以内の仔牛の原皮にクロム鞣しを施した革  
 ※4)オークバーグベンズ:オークバーク(樫の木)のタンニンで鞣された革
 
  • 2022年秋冬シーズン「プレステージライン」新作の商品概要
~研ぎ澄まされた造形美が光る一文字~


商品名:謹製 星之丞(きんせい ほしのじょう)
デザイン:レベルソストレートチップ
展開サイズ:6.0(24cm)~ 9.0(27cm)
木型:R2010 
製法:フレキシブルグッドイヤーウェルト製法
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-22-800-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q742280009?fid=list 

アッパーの繋ぎ目にステッチを見せず縫製する“レベルソ仕立て”を採用したストレートチップ「謹製 星之丞」。現行コレクションで展開する「匠一郎」にも似たデザインですが、アイレットの横にステッチを見せない仕上げのため、よりミニマルに削ぎ落とされた表情に。HAAS社製ボックスカーフ、曲線美を際立たせるセミべヴェルドウエスト、シームレスヒールといった最高級仕立てが、抑制美の効いたレベルソ仕立てによっていっそう引き立っています。三陽山長のレベルソ仕立ては、革の端を極力薄くすいてから縫い合わせているのが特徴。これにより仕上がり面がなだらかになるため、流れるような一体感を生み出せるのです。

~流麗さを際立たせたダブルモンク~


商品名:謹製 義之丞(きんせい よしのじょう)
デザイン:ダブルモンクストラップ
展開サイズ:6.0(24cm)~ 9.0(27cm)
木型:R2010S 
製法:フレキシブルグッドイヤーウェルト製法
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-24-800-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q742480009?fid=list 

生みの親である関氏にあやかって“義”の字を受け継いだ一足。最大の特徴は、甲を覆うストラップ部分を細めにデザインし、斜めに流すようにしてバックルを配したデザイン。一般的なダブルモンクに比べて、よりドレッシーなエレガンスが際立つ顔つきです。こだわったのは、甲部分のフィット感。ストラップが細いぶん、アッパー全体でしっかりとホールドすることで履き心地のよさを維持。秘訣は、R2010の派生形で本来はスリッポン用に開発された木型「R2010S」ラストです。甲部分をやや低めに抑えることでホールド感を高めたこのラストは、本作「謹製 義之丞」にも最適。屈曲性の高い「フレキシブルグッドイヤーウェルト製法」ともあいまって、抜群のフィット感を叶えています。

~“エッジの仕上げ”に拘り抜いた一足~


商品名:謹製 蔵之丞(きんせい くらのじょう)
デザイン:サイドエラスティック
展開サイズ:6.0(24cm)~ 9.0(27cm)
木型:R2010
製法:フレキシブルグッドイヤーウェルト製法
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-20-800-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q742080009?fid=list 

靴紐を排し、履き口部分に伸縮する帯状のパーツをあしらって足をホールドするサイドエラスティックシューズ。いかにも誂え靴らしいデザインで足元を彩ります。「謹製 蔵之丞」ならではの特徴は、「カールエッジ」と呼ばれる仕立て。トウやヴァンプなどを縫い合わせる際、革の端を折り返してからステッチをかけることで、繋ぎ目に独特な立体感を生み出しているのがポイントです。さらに注目していただきたいのは、エラスティックパーツの仕上げ。よく見ると、表側のレザーを上部で折り返し、内側まで包み込むように配していることがわかります。これにより、上から見たときの美しさを高めました。微細なディテールまで突き詰めて美観を追求する。これもプレステージラインならではの作り込みです。
 

  • 三陽山長「プレステージライン」展開店舗 
直営店
・日本橋髙島屋S.C.店(東京都中央区)
・東京ミッドタウン日比谷店(東京都千代田区)
・玉川髙島屋S・C店(東京都世田谷区)
・ミッドランドスクエア店(愛知県名古屋市中村区)
百貨店
・伊勢丹新宿店(東京都新宿区)
ECサイト
・当社直営オンラインストア 「サンヨー・アイストア」 https://sanyo-i.jp/s/b/sanyoyamacho
 
  • 三陽山長(さんようやまちょう)について  
「品質本位」を信条に世界最良の素材を駆使し、熟練の職人による質の高い製品を提案する日本発高級紳士靴ブランド。
対象:メンズ
主な価格帯:靴(既製品)¥19,800~¥176,000、靴(パターンオーダー)¥102,300~、 ベルト¥16,500~¥33,000、シューケア¥440~¥49,500
販路:直営店、百貨店、ファッションビル、EC
ブランド開始:2001年

■「三陽山長」 公式WEBサイト   http://www.sanyoyamacho.com/

■「プレステージライン」特設サイト   http://www.sanyoyamacho.com/prestigeline/

■「三陽山長」 公式SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/sanyoyamacho/
Twitter:https://twitter.com/SANYOYAMACHO_PR
Facebook:https://www.facebook.com/sanyoyamacho
YouTube:https://www.youtube.com/user/sanyoyamacho/featured

以上
 

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