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靴挿入型ウエアラブル歩行ナビ「あしらせ」開発、3億円をプレシリーズA調達——リアルテックファンド、QBキャピタルらから - BRIDGE

Image credit: Ashirase

靴挿入型ウエアラブル歩行ナビを開発する Ashirase は5日、プレシリーズ A ラウンドで3億円を調達したと発表した。このラウンドはリアルテックファンドと QB キャピタルがリードし、本田技研工業(東証:7267)、アシックス・ベンチャーズ、ゼネラルアサヒ、レオス・キャピタルパートナーズが参加した。今回のラウンド、Ashirase にとって、2021年6月に発表したシードラウンドに続くものだ。リアルテックファンドと本田技研工業は、前回ラウンドに続くフォローオンでの参加となる。

Ashirase は、Honda グループの研究開発子会社、本田技術研究所の新事業創出プログラム「IGNITION」から輩出されたチームだ。2021年4月に、スタートアップとしてスピンアウトした。視覚障がい者を対象に、靴に装着した IoT デバイスとナビゲーションアプリにより、ルート情報を直感的に伝えることが出来るサービス「あしらせ」を開発している。音声ナビなどを聴覚に頼っていた歩行者は、ルート確認の作業から解放されることで、安全確認に集中して歩行できるようになる。

同社ではすでに製品開発や実証実験を終えており、今回調達した資金を使って、コンシューマ向け販売の開始に向けた量産体制の構築、事業拡大に向けた継続したアプリケーションのアップデート、ハードウェアのコストダウンといったプロダクトの開発、旅行時の貸出などさまざまなモビリティと視覚障がい者の歩行移動を組み合わせた B2B 事業の構築も進めるため、総合的な体制拡充を行う。また、海外展開を見据えた現地実証を加速し、中長期的な売上規模の拡大を進める。

via PR TIMES

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