尹大統領、靴履き替えバイデン氏面会夫人が「きちんとしろ」指示 - 産経ニュース

１０日、就任式会場となったソウルの国会議事堂前広場を歩く韓国の尹錫悦新大統領（左）と金建希夫人（聯合＝共同）

【ソウル＝時吉達也】韓国大統領府関係者は２２日、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が２１日の米韓首脳会談に、１０年前の自身の結婚式で使用した靴に履き替えて臨んだとのエピソードを明らかにした。

尹氏は足の炎症などもあり、普段はかかとの低いコンフォート靴を使用しているという。同関係者によると、尹氏は金建希（キム・ゴンヒ）夫人から「特別な行事がある日なんだから、今日はきちんとした靴を履いていけ」と言われ、普段は使わない紳士靴を磨き直して会談に出席。バイデン米大統領は尹氏の靴をほめ、「私ももっと磨いてくればよかった」などと話したという。尹氏は、会談の前後の行事には普段の靴に履き替えて臨んだ。

別の大統領府高官は、両大統領がともに犬や猫をペットとして飼っていることが会談で話題になったと説明。少人数による会談が当初の予定（３０分）を大幅に超え７２分に及んだことについて、「（大統領）２人のケミストリー（相性）が合った」ことが理由だと述べ、両首脳の良好な関係を強調した。

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