5月20日(金)に全8話を一挙独占配信スタートした成田凌主演Huluオリジナルドラマ「あなたに聴かせたい歌があるんだ」より、第1話の冒頭映像が解禁された。
本作は、デビュー作「ボクたちはみんな大人になれなかった」(新潮社)が幅広い層から熱烈に支持されベストセラーとなり、昨年映画化された小説家・燃え殻による映像化のための書き下ろし新作が原作。誰しもが経験するかもしれない巡りゆく時間と登場人物の心情を丁寧に描き、多様な生き方や価値観が広がる現代で、観る人に改めて人生観を問う群像劇になっている。
この度解禁された第1話の冒頭映像は、「夢だった役者の道を諦めた」という荻野(成田凌)の一言から始まり、10年前といまの登場人物たちの寂しげな表情を次々と切り取っている。無造作に捨てられたサンタ帽、出しっぱなしの装飾、ちょうどクリスマスが過ぎてすぐの冷たい風が頬をさす年の暮れ。
行き交う人混みに紛れて勤め先へと向かう気の抜けた荻野の背中と、そんな荻野とまるでリンクするかのように、空き缶が人々に蹴られながら足元を転がっていく。そして荻野が次の一歩を踏み出した瞬間、空き缶が荻野の靴の裏にぴったりはまってしまう。思わずその場でおたおたする荻野に、「邪魔だよ」と冷たく吐き捨てる中年のサラリーマン。靴裏からなかなか外れない空き缶にうんざりした荻野は、それをはめたまま、またとぼとぼと歩き続けるのだった。
そして場面は変わり、ネオンが輝く夜の飲み屋街。会社の上司に付き合い一軒のカラオケスナックで、過去の後悔を捨てきれない荻野は人生最大の決意を固めることに。
人生の分岐点を迎えた者たちが抱く夢と葛藤、そして後悔を描き、正解が出づらい現代社会を痛々しくも瑞々しく映し出していく。
Huluオリジナル「あなたに聴かせたい歌があるんだ」はHuluにて独占配信中(全8話)。
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