28日、大阪・八尾市で、強制わいせつ事件の容疑者として任意同行中の少年がおよそ6時間にわたって逃走しました。
少年は、警察署の駐車場で警察車両から降りた際に逃走していて、警察は一連の対応に問題がなかったか検証することにしています。
28日午後4時ごろ、大阪・八尾市の八尾警察署の駐車場で、強制わいせつ事件の容疑者として任意同行した18歳の少年が、警察車両から降りた際に走って逃げ、府内で確保されるまでおよそ6時間にわたって逃走しました。
警察によりますと、任意同行には警察官7人でたずね、車で移動する際は運転席と助手席、それに後部座席の少年の両隣に警察官を配置したということです。
その後、警察署に到着した際は運転席と助手席の2人が先に降りて後部座席の左側の扉を開け、順番に車を降りていたところ、突然、少年が走り出し、高さ2メートルの門を飛び越えて逃走したということです。
知人女性に対する強制わいせつの疑いで任意同行の前に逮捕状をとっていて、警察署で事情を聴いてから逮捕の予定だったということで警察は、一連の対応などに問題がなかったか検証することにしています。
八尾警察署の友末慎一副署長は、「地域住民の皆様に大変な不安と心配をかけたことをおわび申し上げます。今後は、再発防止策を徹底するとともに、安全安心のための警察活動をいっそう推進し、信頼回復に努めます」とコメントしています。
少年約6時間逃走 警察対応検証へ|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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