[サンフランシスコ 18日 ロイター] - 英半導体設計大手アームは18日、あらゆるモノがネットにつながるインターネット・オブ・シングス(IoT)」向け機器の開発時間を4割減らすことができるという技術を発表した。
これまでの開発工程は、半導体とハードウエアをまず完成した上で、ソフトウエア開発者に試作品を送り、プログラムのコードを生成する必要があった。アームは新たな技術によって半導体開発とコード生成が同時進行でできるようになり、スマート家電などのIoT機器の開発時間が通常の5年間から2年短縮されると期待している。
アームは従来、基礎的な設計図を半導体メーカに提供し、物理的な半導体の開発につなげるようにしていたが、今後は設計図を半導体メーカーに送るのと同時に、「バーチャル」設計図をアマゾンのクラウド部門を含むクラウドサービス会社に提供する。
クラウドデータセンターが半導体の電気回路を再現したものをソフト開発業者に提供することでコード生成が可能になり、半導体メーカーは同時並行で物理的な半導体開発を進められるようになる。
IoT機器の開発時間を4割短縮、英アームが新技術 - ロイター (Reuters Japan)
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