パドレスのダルビッシュ有投手が、約43分間の中断直後の4回を無失点に抑えた。

4回2死一塁、カウント2ストライクと追い込んだ場面で、大雨のため試合が一時中断した。悪天候のため試合開始は約2時間遅れ、試合中の中断を挟み、日本時間の午前9時11分に再開された。

再開後のダルビッシュは外角高めへの151キロでファウル、116キロでファウルを奪い、2ストライクと追い込んだ状態のまま二直に打ち取った。

4回を終えて3安打2失点で7奪三振。4回投球後には審判から不正投球のチェックを受けて、グラブなどを手渡した。

5回も1三振を含む3者凡退に打ち取った。

ダルビッシュは21日(同22日)のドジャース戦で、ランディ・ジョンソンを抜き、大リーグ歴代最速となる197試合目での通算1500奪三振を記録。前回登板の27日(同28日)ダイヤモンドバックス戦は6回6安打7奪三振1失点で勝敗はつかなかった。

登板前の時点で大リーグ78勝。通算79勝目を挙げれば、ヤンキースなどで活躍した黒田博樹投手と並び、日本人歴代2位タイとなる。

歴代1位はドジャースなどに所属した野茂英雄投手の123勝。