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【スーパー耐久 第3戦】12時間経過…ST-Xクラスはサバイバルの様相、81号車GT-Rが首位浮上 - レスポンス

2021年のスーパー耐久シリーズ Powered by Hankook第3戦「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」は、決勝スタートから12時間を迎え、ST-XクラスのNo.81 DAISHIN GT3 GT-Rが総合トップにつけている。

5月22日(土)15時00分にスタートが切られた今年の富士24時間だが、序盤こそ大きなアクシデントなどなく、各クラスとも淡々に周回を重ねていくという展開が続いていた。しかし、日が暮れてナイトセッションになると、最高峰のST-Xクラスはサバイバルの様相を呈してきた。

開始から5時間を迎えるところでNo.31 LEXUS RCF GT3が駆動系のコース脇にマシンを止めてしまった。そのままリペアエリアにマシンが運ばれ応急処置を行った後にピットに戻して、本格的な修復作業を実施。なんとか走行再開を果たしたが、トップから大きく遅れることとなった。

さらにトップ争いをしていたNo.9 MP Racing GT-Rは開始から7時間30分を過ぎたところで、他クラスの車両と接触し、ダンロップコーナー内側のガードレールにクラッシュ。ドライバーは無事だったが、マシンは大きく破損してしまい、こちらもリペアエリアでの修復により、順位後退を余儀なくされた。

ライバルが続々と脱落していく中、No.290 Floral UEMATSU FG 720S GT3が順調に後続に対してリードを広げていたが、開始から11時間30分を迎えようというところで電気系のトラブルが発生してしまい、コース脇にストップしてしまい、トップ争いから脱落することとなってしまった。

これにより、トップは81号車の日産『GT-R GT3』がトップに浮上。12時間を経過して367周を走破している。2番手にはNo.999 CARGUY NSX GT3、3番手にはNo.33 TSK Audi R8 LMSが続いている。

また、水素エンジン車両として注目を集めているNo.32 ORC ROOKIE Corolla H2 conceptは、トラブルを抱えているのかピットガレージ内で作業をする時間が増えているが、粘り強く周回を重ねており、12時間を経過して128周を走破している。

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