レゴはブガッティ・シロン、フォード・マスタング、フィアット500、ボンドカーのアストンマーティンDB5といった車をモチーフにした商品を発表してきている。それらに一貫してあるコンセプトは「大人のレゴ」であること。レゴといったら子供用おもちゃのイメージを抱いている方も多いかもしれないが、今のレゴは完全に大人が没頭してしまうものになっている。車シリーズの中でも特に精巧なものは、エンジンのピストンが動いたり、しっかりと機能するデファレンシャルギアが付いていたりするのだ。数多くの車好きの心を握るものとなった。
そして、この3月に新たに発表された「レゴ ポルシェ 911」は、これまでに登場したものとは少し異なっていた。「2 in 1」だというのだ。'70年から80年代のクーペタイプの911ターボとオープンルーフの911タルガ、この2モデルを製作できるキットとなっている。
「2 in 1」と聞いたときに、一体どういうことなのだろう?と思った。屋根を付け替えるだけでいいのか、1つのセットでどこかの段階でターボにするか、タルガにするかを選ぶのか。その答えは後者だった。
1458ピースから作られるこのポルシェ911は266ページに及ぶ説明書があるのだが、そのうち30ページほどがタルガに関するもので、ある程度早い段階からどちらにするかを選ぶ必要がある。簡単に付け替えができるというわけではない。ターボを作った後に、タルガにしたいとなったら、ルーフの土台からをすべてイチから作るのだ。本当の意味で、「2度楽しめる」というわけだ。
今回、ターボのボディを選んで実際に作ってみた。集中すれば1日で作ることができると思うが、気が向いたときに少しずつ進めていくのもこのようなアイテムでは良いものである。徐々に見えてくるその完成形に心が躍る。
製作過程は言葉で説明するのが難しいため、いったん写真で完成までをお楽しみいただこう。
ポルシェクレストが付いたボンネット、ターボのロゴ、6気筒のボクサーエンジン、サイドブレーキ、ギアシフト、前に倒すことができるフロントシートなど細部にわたって再現されていることには驚かされる。さらにインテリアの細部にもこだわり、2シーターのスポーツシートとダッシュボードはポルシェ911の代表的なオプションカラー、ダークオレンジとヌガーを採用している。ポルシェファンの心をくすぐる要素だ。
こうして写真で見てみると簡単に見えるが、実際に完成させるのは容易ではない。とはいえ、説明書があるためできないということはない。それに、できたときの達成感といったら言葉には言い表せないものだ。1人で黙々とお家時間を過ごすにも、子供と遊びながら進めるにも、非常におすすめできるアイテムである。せっかくならば、ターボを崩すのではなくもう1セット購入して、タルガを作ろうか・・・。
レゴ®ポルシェ 911
価格:オープン価格
販売店舗全国のレゴストア (http://clickbrick.info/shop/)
及びレゴ認定販売店ベネリック レゴストア 楽天市場店 (https://www.rakuten.ne.jp/gold/benelic-lcs/)
レゴランド・ジャパン・リゾート
レゴランド・ディスカバリー・センター東京
レゴランド・ディスカバリー・センター大阪
お家時間に最適!「大人のレゴ」話題のポルシェ911モデルを作ってみた! - octane.jp
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