埼玉県こども動物自然公園(東松山市岩殿)で、今月から公開が始まった小型カンガルー「クオッカ」に赤ちゃん1頭が生まれた。18日に母親の袋から顔を出しているところが確認された。
クオッカは、下から見上げると笑っているような表情に見えることから「世界一幸せな動物」と呼ばれ、SNSで話題になった。生息地の豪州以外では同園でのみ飼育・展示されている。3月上旬から雄と雌が2頭ずつ飼育され、同月末頃から雌1頭のおなかの袋が動いている様子が確認されていた。
同園によると、赤ちゃんは毛が少ししか生えておらず、袋の中で見えないことが多い。母親が餌を食べようとかがんだ時などに、顔をのぞかせることがある。
母親は神経質になっているため、屋外にあまり出なくなる可能性があるという。同園の担当者は「これまで以上に静かに優しく見守ってほしい」と話している。
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July 26, 2020 at 01:37PM
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「世界一幸せな動物」の赤ちゃん、母親の袋から顔ひょっこり - 読売新聞
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