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円相場は停滞から衰退へ? 4要因で分析 - 日本経済新聞

変動相場制に移行した1973年以降、日本経済は円相場の動向に左右されてきた。1990年代から20年間続いた円高デフレの時代と、2012年末から始まったアベノミクスによる円安の時代、そして近年続く円ドル相場の膠着時代。最近は1ドル=110円付近での細かい値動きが続いている。この停滞は変動相場制への移行からまもなく50年になるのを前に、円相場の終わりが近づいていることを意味するのではないかを問うのが本書「円相場の終わり」だ。

小栗太著「円相場の終わり」(850円、税抜き 日本経済新聞出版)

小栗太著「円相場の終わり」(850円、税抜き 日本経済新聞出版)

筆者は元日経ヴェリタス編集長で日本経済新聞編集委員の小栗太氏だ。1994年からマーケット取材の担当記者として外国為替市場と密に関わってきた筆者が、円ドル相場が動かない理由をグローバル化など「構造要因」、貿易戦争など「政治要因」、高頻度取引(HFT)など「技術要因」、そしてフェイスブックが参加する国際デジタル通貨リブラなど「革命要因」の4つの面から解説する。

低金利・低物価・低成長というニューノーマル(新常態)の世界で為替相場はどこに向かうのか。国際的な統一通貨ができれば、国や地域が独自に持つ通貨の意味も変わるはずだ。日本人にとって最も身近な円のような「通貨」とは何か。本質的に考え直す機会になる。(佐伯遼)

[日経ヴェリタス2020年5月10日付]

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