
宮城県によりますと、これで東日本大震災で建てられた県内のプレハブ仮設住宅の入居者は全員退去し、発生から9年1か月を経て、入居者がゼロになりました。
東日本大震災で、県内では15の市と町に2万2095戸のプレハブ仮設住宅が建設され、震災から1年後には5万3269人が暮らしていました。
その後、宅地のかさ上げや災害公営住宅の建設が遅れたこともあり、全員の退去まで9年余りもの時間がかかったということです。
一方、県内の賃貸住宅を活用したいわゆる「みなし仮設」には、いまも原発事故で福島県から避難している10世帯18人が暮らしていて、引き続き生活再建の支援が求められます。
名取市社会福祉課の早坂浩輝課長は「9年という長い期間だったが、生活の再建ができたことはうれしい。皆さんが楽しく日常生活が送れる環境を早く取り戻せるよう、今後も支援していきたい」と話していました。
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April 29, 2020 at 04:12AM
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東日本大震災から9年余り プレハブ仮設の入居者ゼロに 宮城 - NHK NEWS WEB
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