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海やプールの足元は“ビーサン“だけじゃない!大人にこそ「メリッサのサンダル」がおすすめの理由 | スタイリスト佐藤佳菜子さん ... - mi-mollet(ミモレ)

年を重ねるにつれて、自分に似合う服やスタイルが若い頃よりは分かってきた反面、長年の経験から「〜しなければいけない」というおしゃれに対する思い込みや固定概念に、無意識のうちに縛られてしまっている人も実は多いかもしれません。
知らないうちに自分で自分を縛っているおしゃれの呪縛から自由になって、もっと軽やかに日々のおしゃれを楽しめたなら……!

そんな頭でっかちになりがちな大人のおしゃれに対して、いつもちょっとした発想の転換方法を教えてくれるのが、スタイリスト佐藤佳菜子さんです。

第2回目は海やプールに行くときの靴選びについて佐藤さんに伺いました。
 

移動中の大人の足元にはカジュアルすぎるビーチサンダル。
実は同じ機能で、もっと街寄りなものも探せばあります


海やプールに行くときの足元と言えば、やっぱりビーチサンダル。でも大人の足元としては少しカジュアルすぎて、特に移動中の電車や街中では浮いてしまうことも。佐藤佳菜子さんに聞くと、実はビーチサンダルと同じ機能で、街で履いていても浮かないものがあるといいます。

「ビーチサンダル、海やプールで履くにはすごく便利ですよね。でも電車に乗ったり街を歩くときは急に“海帰りの人”みたいになってしまうし、ペタペタ歩きになってしまうことも気になるので、私にとってビーチサンダルは、海やプールにいるときだけしか履けないものに。

海でも街でも履ける、ビーチサンダルに代わるものはないかな?と、前回の記事でご紹介した水際の服選びの考え方と同じ目線で“いつものアイテム”から探してみたところ、これなら海でも使えるし街でも使えるのでは?と閃いたのがメリッサのPVCサンダルでした」
 

PVC100%で水に濡れてもOK!海やプールには
ペタペタ歩きにならないメリッサのサンダルが大活躍

メリッサ定番の型に立体的なリボンが付いたサンダルは、太めのアンクルストラップで安定感も抜群。/メリッサ×ヴィクター&ロルフ ラッシュガード/フォルム パンツ/プリーツプリーズ サングラス/レイバン バッグ/ヤングアンドオルセン


KANAKO’s Comment 

ブラジルのシューズブランド、メリッサにももちろんビーチサンダルタイプのものもありますが、私が今年購入したこのサンダルは足首にストラップが付いているデザインで、とにかく安定感があって歩きやすいんです。特に海用に、と思って買ったわけではなかったのですが、考えたら100%PVC素材で脱げることもなく、これは水際に最適だな、と(笑)。

さらにこのサンダルのいいところは“普通の靴見え”するところ。例えばホテルのプールに行くようなシーンでも、これなら靴としての存在感がちゃんとあるのでカジュアルになりすぎません。

今回履いているものはヴィクター&ロルフとのコラボのものですが、メリッサはヴィクター&ロルフ以外にもマークジェイコブスやアンダーカバーなど、いろんなブランドとのコラボレーションモデルをよく発表しているので、ご自身のテイストに合うお気に入りのデザインのものをぜひ探してみてください。

大人が履きやすいのは
“普通の靴見え”するモノトーンカラー

白のサンダルは、40年前にフランスの漁師靴からヒントを得たというメリッサの定番デザイン。“普通の靴見え”しやすい白なら、街でも履きやすく。靴(下)/メリッサ (上)メリッサ×ヴィクター&ロルフ


KANAKO’s Comment 

メリッサはピンクやブルー、グリーンなどカラフルなものや透け感が可愛いキャンディカラーのデザインがたくさんあるので、つい派手な色を選びたくなってしまいますよね。見ているぶんにはカラフルな色の靴やサンダルは楽しいけれど、私は夏だからと言って急に派手な色の服を着たりはしないので、普段の服に馴染む黒や白のサンダルを選ぶようにしています。

モノトーンを選ぶもう一つの理由はやっぱり、“普通の靴見え”しやすいから。海に行かない日にも履きたいので、いつもキャンディカラーを選びたくなる気持ちをぐっと抑えています(笑)。

KANAKO’s Comment 

ちなみに今回着たフォルムのトップスは、実はラッシュガード機能のあるカットソー。いわゆるピタピタのラッシュガードではなく程よくゆとりのあるデザインなので、普段着としても着られる、多様性のあるラッシュガードなんです。

このプリーツプリーズのパンツも、実は海やプールにすごく向いているのでは? と閃いて今回のコーディネートに合わせてみました。ポリエステル100%ですぐ乾くし、ウエストはゴムでノーストレス。

1年のうちほとんど出番のないアイテムをイベントごとに合わせて買い揃えなくても、こんな風にちょっと目線を変えるだけで、普段の服や靴の中から目的に適したものが案外見つかったりします。もしかしてこれ使えるかも!?と閃いた瞬間の楽しさもあるので、ぜひ夏のイベント専用のアイテムを買う前に、お手持ちのものから探してみてはいかがでしょうか?


※掲載のアイテムで価格が入っていないものは本人私物です。
 

【写真】スタイリスト佐藤佳菜子さん2023夏の私服コーデを見る
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撮影/水野美隆
スタイリング・出演/佐藤佳菜子
ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.)
構成・文/堂坂由香

第1回「「リゾート用の服」って本当に必要?大人の水際コーデは“いつもの服”から探すべき理由」>>

 

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