和歌山市役所で女性受刑者が作ったバッグや靴などを展示・販売 ... - nhk.or.jp

全国の刑務所で、女性の受刑者が作ったバッグや靴などを展示・販売する催しが２０日、和歌山市役所で開かれました。

この催しは、女性受刑者が社会復帰に向けて、職業技術や知識を身に付けるために作った製品を通じて、刑務作業を知ってもらおうと、和歌山刑務所が和歌山市と協力して開きました。
和歌山市役所で開かれた催しには、バッグや靴、エプロンなど５４種類およそ３００点が展示・販売されました。
このうち、和歌山刑務所の受刑者が作ったバッグは、花柄や動物の絵の布を使って作られ、ランチバッグや買い物バッグなど、さまざまな大きさや形のものが紹介されていました。
このほか、子どもが遊べる木でできた絵本や布を縫い合わせて作られたお手玉など、手の込んだ品々が並べられていました。
和歌山刑務所の竹内章二看守長は「真心込めて作られているものですし、品質もかなり高いものなので、ぜひ手に取ってご覧いただきたい」と話していました。
受刑者たちが作った製品は、和歌山刑務所の常設展示場で平日に購入できるほか、インターネットでも販売されています。

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