名古屋三越栄店の婦人靴売り場ではロングブーツが売れている。例年に比べ気温の高かった11月でも、前年同月比30%増と好調だ。
同店では9月から徐々にロングブーツが売れ始めた。感度の高い層を中心に昨年から少しずつ上向きになり「今年ようやくマストレンドになった印象」と担当者は話す。特にソールにデザインを持たせたトラックソールや、編み上げなどインパクトのあるブーツが伸びている。同店では、ロングブーツとの相性の良いスカートも前年比1割増と売れており、コーディネートでの購入が堅調だ。
原料、物流費の高騰と円安の影響でインポートブランドが値上がりし、ブランドよりも価格重視で「3万~4万円を目安に選ぶ」動きも増えている。価格を抑えるため、アッパーとレッグで異素材を組み合わせたブーツの品揃えが目立つ。「ウニサ」のロングブーツではアッパーに本革、長めに仕上げたレッグにはフィット感のあるリブニットを使い、税込み3万3000円で販売し、ニーズが高い。
白いブーツも今年の傾向だ。なかでもベージュよりも「鮮明な白」が若い層をはじめ、モード好きな40、50代にも人気だ。ウニサの白いショートブーツは、牛革のアッパーからボリュームのあるタンクソールまでワンカラーで統一。白が引き立つ。3万3000円。
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