『ドクターマーチン』の代名詞といえば、同社のファーストモデルでもある「1460 8ホールブーツ」。ブーツが恋しい季節が到来したということで、8対のアイレットとイエローステッチを特徴とするこの名靴を履きたい機運が高まってきました。ですが、そんな絶好のタイミングに耳寄りなニュースをキャッチ。同社の看板を背負ってきたこの名靴を“究極のウインターブーツ”にアップデートした、「1460 LACE TO TOE TRINITY WATERPROOF」が“新しい冬のアイコン”としてデビューを果たしたのです。
冬の新戦力に仲間入りを果たした「1460 LACE TO TOE TRINITY WATERPROOF」(以下「ザ・トリニティ」)。同作を深掘りする前に、オリジナルの「1460 8ホールブーツ」のこともおさらいしておきましょう。“8ホール”という愛称で親しまれているこの名靴”1460”は、ドイツ軍所属の医師でもあった創業者のクラウス・マルテンス氏が考案した”バウンシングソール”を搭載したブーツ。怪我をしたマルテンス氏がリハビリをきっかけに歩行時の衝撃を緩和したいと考え、ソール内に空気を閉じ込めることで衝撃を吸収する“バウンシングソール”の開発に成功します。この革新的ソールユニットを軸に「1460 8ホールブーツ」が製作され、誕生から60年以上を経た現在も、その普遍のスタイルと弾むような履き心地により世界中で愛されています。
そんな「1460 8ホールブーツ」が、“究極のウインターブーツ”へと進化を遂げたとしたら、果たしてどんな靴になるのか。その回答を鮮やかに体現しているのが、このたび誕生した「ザ・トリニティ」です。8アイレットとイエローステッチが映えるその佇まいはオリジナルを踏襲しつつ、スペック面には同社が培ってきた知見とテクノロジーを満載しています。アッパーには防水透湿性に優れるDryWairがラミネートされたカヌアヌバックレザーを使用し、外からの浸水および内側からの蒸れを低減。ブーツ内にはフリース素材がライニングされているため、保温力の面でも優秀です。アウトソールには防滑仕様のトレッドパターンを採用し、凍結してしまった地面における確かなグリップ力が担保されている点も頼もしい限り。雨にも雪にも厳しい寒さにも負けないその“耐候性テクノロジー”は、度重なる改良とテストを経て完成にいたったものゆえ、例年よりやや寒さが厳しくなるともいわれるこの冬における頼り甲斐も十分です。
そんな「ザ・トリニティ」の販売は、全国の『ドクターマーチン』ショップと公式オンラインショップで11月3日(木)にスタートしたばかり。近づいてきた冬の足音がさらに接近する前に、足元の冬支度を万全に整えておいてはいかがでしょうか。
Text_Takumi Endo
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