関西圏の消防に勤務する救急隊員が、SNSに投稿した内容です。
ツイッターの投稿:「一般のお宅に救急出動した際、玄関で救急隊員が脱いだ靴を、家族の方がきれいに並べ直してくれることがあるのですが、そのままにしておいて下さい。担架で運び出しやすい向きで置いていますし、サイズの違う靴の履き間違えも起きる可能性があります」
救急隊員によりますと、経験上、出動回数10回に1回くらいの割合で、玄関で脱いだ靴が並べ直されているということです。
関西圏の消防に勤務する消防隊員:「(靴を並べ直すのは)玄関がすごく整頓されている方とか、靴を並べ直すだけの冷静さを持たれている方ですね」
平時であればありがたい気遣いですが、ある時には、出動した6、7人分の靴がすべてきれいに並び直されていて…。
消防隊員:「靴を並べ直されたことで、どの隊員がどの靴かが分からなくなる。もし直されていたら、ちょっとロスが生じることはある」
一刻も早く搬送しないといけない状況のもとでは、それがリスクにつながる恐れがあるといいます。
投稿を見た人たちからは、「他人が脱ぎ捨てた靴をさりげなくそろえる行為、日本人ですよね。でも、それが救助活動の妨げになってしまうことがあるんですね」「私たちの考えも及ばないところまで、1秒でも早く出動できるように考えられているんだなぁと、大人の私が勉強になりました!」といった声が上がっています。
隊員の脱いだ靴の扱いについては、出動事案により一概には言えないため、組織として市民へのお願いは行っていないということです。
(「グッド!モーニング」2022年11月7日放送分より)
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