アシックスジャパンは9月21日、ビジネスシューズ型として日常生活の中で活用できるようにしたスマートシューズ「RUNWALK ORPHE」（ランウォーク オルフェ）を発売した。6万1600円。21日から一部店舗で先行予約を受け付け、商品は12月中旬以降に発送する。
「RUNWALK ORPHE」足の動きをデータ化するセンサー技術を手掛けるORPHEと共同開発。ミッドソールと呼ばれる甲被と靴底の間にある中間クッション材に約20gのセンサーを取り付け、歩数や歩行スピード、歩幅、接地角度、立脚時間（靴が地面に接している時間）などの歩行パターンのデータを取得する。
取得したデータにアシックスのスポーツ工学研究所が培った独自の知見を組み合わせ、心身の状態をスコア化。専用アプリ「ASICS ORPHE WALK」上でその時の状態に関するコメントや歩き方の評価などと共に表示する。一日の終わりにはその日の総括コメントをフィードバックする。
アシックスは「頑張りすぎて心と体のバランスが崩れていないかなど、歩容（歩行パターン）の分析結果から客観的に自身を見直せる。自分と向き合う時間を作り、心身の健康を整えるサポートをする」としている。
付属のセンサー
「ASICS ORPHE WALK」の画面。その時の状態に関するコメントなども表示できる関連記事
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