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子供靴の販売が堅調 「足育」意識が後押し - 繊研新聞

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 子供靴販売が堅調だ。コロナ禍でパンプスや紳士向けビジネスシューズが大きく落ち込むなか、子供靴は未就学児用を中心に需要が安定し、減少幅は小さい。背景にあるのは、正しい靴を選び、子供の足を健やかに育てる「足育」意識の高まり。少子化の一方で、子供の成長段階に適した高機能靴を購入する親が増えている。

(杉江潤平)

婦人を上回る

 エービーシー・マート、チヨダ、ジーフットの子供靴の売上高比率は、20年度以降10%を超え、マーケットでの存在感を高めている=グラフ。子供靴専門店「アスビーキッズ」を運営するジーフットでは、20年度に子供靴の売り上げが婦人靴を上回り、今年3~5月には子供靴の売上高構成比は25.3%となった。高田宏志キッズ商品部長は、「子供靴は伸び代があるカテゴリー」と話す。

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