中四国百貨店協会が25日発表した四国地区の6月の百貨店売上高は、前年同月比7.3%増の57億1200万円だった。4カ月連続で前年実績を上回った。外出機会が増えたことなどから靴などの身の回り品や化粧品の販売が好調だった。ただ、足元では新型コロナウイルス禍の感染再拡大で個人消費が冷え込む懸念がある。
部門別では客足の回復に伴い靴やバッグなどの身の回り品(前年同月比29.3%増)が好調だった。コロナ禍で好調が続く宝飾時計などの美術・宝飾・貴金属(同19.5%増)も好調な売れ行きを維持した。一方、回復傾向にあった衣料品(同4.3%減)は子供服の売れ行きが落ち込むなど苦戦した。
いよてつ高島屋では来店客の増加に伴い化粧品が好調で、松山三越でも化粧品のタッチアップ(試し使い)の実施がこれまで来店を控えていた顧客などの需要を取り込み堅調な売れ行きとなった。高知大丸では売り場を縮小したものの、外出機会の増加で女性向け靴で既存ブランドの販売が大きく伸びた。
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