2022年5月15日、韓国メディア・ソウル経済は、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫妻が週末に購入した靴が話題となり、会社のホームページがダウンした」と報じた。
記事によると、尹大統領夫妻は14日、新世界デパート江南店を訪れ、「バイネル(VAINER)」というブランドの靴を購入。このニュースを受け、同ブランドのホームページには利用者が殺到し、15日の午後2時ごろからアクセスが中断された。
1994年に立ち上げられた「バイネル」は、「足にとって楽な靴」をテーマに男性用靴と女性用靴、ゴルフシューズなどを販売している。オンラインショッピングサイトでの販売価格は、紳士靴、婦人靴共に20万~40万ウォン(約2万円~約4万円)が中心だという。
大統領夫妻は週末、新世界デパートには事前に連絡もせず買い物に出かけたといい、夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏は白いスニーカー姿で尹大統領の靴を選んだとのこと。大統領室は、「尹大統領と夫人はこの日、快適な黒い靴を購入した」とし、「今履いている靴は3年前に買ったものだが、長く履いて傷んできたため、新しい靴を用意した」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「もはやブームだね」「ここまでの人気は廬武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領以来かも」「大統領府の経費でシャネルの服やブローチを購入していた誰かの妻よりは庶民的でいい」「このブランドの靴は歩きやすいから、楽な靴を履いて現場をたくさん視察してほしい」「こうして国産ブランドの景気を活発化させるのはすばらしいこと」「退任するまで初心を貫いてほしい」など、夫妻を支持する声が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山)
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