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飛んだ!蹴った!21時間 - 読売新聞

 ご当地プロレス「愛媛プロレス」(松山市)が、21時間44分34秒の連続試合を成し遂げ、ギネス世界記録に認定された。これまでの世界最長記録(12時間)を大幅に更新。3日、県庁で中村知事に報告した代表のキューティエリー・ザ・エヒメさんは「みんなを元気づけたいという思いで挑戦した。目標の24時間には及ばなかったが、世界一の記録を達成できた。またいつか更新してみたい」と話した。(福永健人)

 「24時間ワンマッチプロレス!」と題し、11月20日午後1時、松山三越(松山市)の特設リングでスタート。無観客でユーチューブで配信された。ライジングHAYATOや 石鎚いしづち山太郎さんたろう 、牛神ウシオニ・キングら10選手が交代で対戦した。ブレーンバスターやミサイルキックなどの技を繰り出しながら21日午後1時まで試合を続行した。

 「24時間プロレス」を達成したとみられたが、試合終了後に発表された記録時間は21時間44分34秒。

 試合開始約2時間後のタイミングで差し入れられた「みかんブリ」の刺し身を試食した際、一時的に全選手がリングを下りてしまったことが「中断」と記録員に判定されたという。

知事、参戦に意欲「卍固めしたい」

 米国のプロレス団体が保有していた12時間の記録を大幅に更新できたものの、目標としていた24時間には届かなかった。

 3日、県庁を訪問した石鎚山太郎選手は「コロナ禍が収束したら、ぜひ知事にもリングにあがってほしい」と要請。プロレスファンという中村知事は「 まんじ 固めを決めさせてほしい」と応じていた。

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