AI=人工知能を活用し、保険金支払いの審査にかかる時間を大幅に短縮しようという動きが広がっています。
このうち、損保ジャパンは、けがなどを対象とした傷害保険で、保険金の支払いをAIが審査するシステムを都内のスタートアップ企業と共同で開発し、来年度中に導入することを目指しています。
このシステムでは、契約者がアプリを通じてけがの状況などを入力し、その内容について、AIが審査を進めます。
これまでは担当者が電話で聞き取るなどしたうえで、支払いの可否や保険金の額の査定をしていて、手続きに2週間かかることもあるということですが、AIを活用したシステムでは最短で30分に短縮できるとしています。

また、▽東京海上日動が、来年2月に自動車保険の一部を対象に、AIを活用して保険金の審査や支払いを自動化するほか、▽三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保が、火災保険で、契約者が撮影した住宅の損害などの画像をAIが分析し、保険金額を算出する仕組みを来年度に導入する方針です。
AIの活用はコストを削減する効果もあり、審査などにかかる時間を短縮し保険金の迅速な支払いにつなげようという動きが広がっています。

AI活用し保険金支払い審査時間を大幅短縮へ 損害保険各社 - NHK NEWS WEB
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