
2021/12/06 18:59 ウェザーニュース
今年は12月14日(火)夕方16時頃に活動のピークを迎える予想です。



★母天体 ファエトン(小惑星)
ふたご座流星群は、14日(火)夕方16時頃に活動が極大を迎えます。見頃は、13日(月)宵から14日(火)明け方、14日(火)宵から15日(水)明け方です。
両日とも2時ごろまで上弦過ぎの月明かりが空を照らしているため、見やすいのはそれ以降から明け方までとなります。アストロアーツ社によると、見晴らしが良いところで1時間あたり20~30個ほどの流れ星が見られるとのことです。
また、数は減るものの、前後数日間は見ることができます。
放射点のあるふたご座は、東京では18時頃から空に昇りはじめます。放射点が空高くに昇るにつれて流星の数も増えてきます。しっかりと防寒をして、空全体をぼんやり眺めるようにして流星観測をお楽しみください。

毎年同じ時期に、安定して多くの流星が出現する、当たり外れの少ない流星群といえます。極大日の夜には、およそ1分から2分で1つ流れ星が見える計算です。
(2)ほぼ一晩中観測が可能
流星群に属する流れ星は、放射点という天球上の一点から流れます。ふたご座流星群は、その名の通り冬に見頃を迎えるふたご座に放射点があるため、夜の早い時間に放射点が地上に昇ってきます。このため、活動期にはほぼ一晩中ふたご群の流星を観測することが可能です。
(3)極大日を過ぎると流星数は一気に減少
ふたご座流星群は、活動のピーク後に短時間で活動が一気に低下するという特徴があります。



西日本の太平洋側は雲が少なく、流星を探すのに好条件な天気となります。夜は冷え込むため、防寒対策をしっかりとして星空観測をお楽しみください。
関東を含む、北日本や東日本の太平洋側、沖縄では、前線が離れていく深夜から翌14日(火)未明にかけての遅い時間ほど観測チャンスがあります。また、西日本の日本海側は雲の隙間から、流星を見られるかもしれません。
北日本や東日本の日本海側は雨や雪が降り、残念ながら観測には向かない夜になりそうです。


ふたご座流星群は14日(火)に極大 1時間に20〜30個の流星出現 - ウェザーニュース
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