女性の人権ホットライン強化週間時間延長し電話相談受け付け｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

配偶者からの暴力やセクシャルハラスメントなど女性の人権問題についての相談を受け付ける「女性の人権ホットライン」の強化週間が、１２日から全国で始まり、奈良地方法務局でも時間を延長して電話相談を受け付けています。

「女性の人権ホットライン」は、法務省が全国の法務局に設置し、無料で電話相談を受け付けるもので、１２日から始まった強化週間では、受け付け時間が延長されています。
奈良地方法務局では、弁護士や元教員などの人権擁護委員が担当し、１２日朝は、２人の委員が、電話で相談に応じていました。
奈良地方法務局によりますと、去年１年間にこのホットラインに寄せられた相談は１２８件で、内訳はパートナーや配偶者などからの暴行、虐待などの相談が２６件、セクハラとストーカーについての相談がそれぞれ１件、ほかには離婚に伴う慰謝料などの相談があったということです。
奈良地方法務局の近藤秀樹人権擁護課長は、「ここ５年ほど、パートナーや配偶者からの暴行、虐待の相談が多くなっています。強化週間を利用して気軽に相談をしてほしい」と話していました。
「女性の人権ホットライン」の電話番号は全国共通で、０５７０−０７０−８１０、今月１８日までの強化週間中は、平日は午前８時半から午後７時まで、土日は、午前１０時から午後５時まで受け付けています。

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