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フランクフルト証取、29日から取引時間を2時間延長 - ロイター

11月24日、 ドイツ取引所は29日から、米国の株式市場が終了する時間までフランクフルト証券取引所での株式取引を可能にする。フランクフルトのドイツ取引所で2019年2月撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ミラノ 24日 ロイター] - ドイツ取引所は29日から、米国の株式市場が終了する時間までフランクフルト証券取引所での株式取引を可能にする。取引時間を2時間延長し、競争が激化する中で顧客獲得を目指す。

現地時間午後10時(2100GMT=日本時間は翌日の午前6時)まで取引できる。トレーダーによると、ドイツ取引所にとっては取引量の増加が期待できる一方で、コストが上昇する。また、海外のライバルが同様の措置を検討することを促す可能性もありそうだ。

ドイツでは、現地の証券会社が運営し、個人投資家やプロの投資家が利用しているプラットフォームを通じ、投資家は既にその時間まで、さらにはそれ以降も取引を行うことができている。

ローゼンブラット証券の欧州市場ストラクチャーアナリスト、Anish Puaar氏は「ドイツ取引所は自社の取引プラットフォームで多くの外国株式を提供しており、今回の措置は個人投資家の取引意欲を高めることを目的としているのだろう」と述べた。

ドイツ取引所は今回の延長措置について、株式、ETF(上場投資信託)、投資信託に影響するとしたほか、今年9月にドイツの清算機関ユーレックスが導入した新しい証券クリアリングプラットフォームにより可能になったと説明。「取引時間を延長することで、投資家は夜遅くの米国市場での出来事などに対応し、取引所でのトレーディングを活用することができる」と付け加えた。

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