2021年08月29日11時46分
【ワシントン時事】バイデン米大統領は28日、アフガニスタン情勢について声明を発表し、「今後24~36時間のうちに新たなテロ攻撃が起きる可能性が高い」として、最高度の警戒態勢を維持するよう米軍に指示したと明らかにした。在アフガン米大使館も「特定の信ぴょう性のある脅威」を理由に、空港周辺から離れるよう警告を発した。
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バイデン氏は「依然として空港に対するテロ攻撃の脅威は高く、引き続き極めて危険な状況にある」と指摘。「あらゆる手段を用いて米軍兵士の保護を最優先するよう命じた」と述べた。
一方、国防総省のカービー報道官は記者会見で、カブール空港を警備していた駐留部隊の一部が撤収を開始したと発表した。その中でも、空港警備はいまだ米軍が担っていると強調。会見に同席した米軍幹部も「最後までわれわれが空港を運営し、退避作戦実行のために滑走路を使えるようにする」と述べた。
36時間以内に新たなテロ 米軍、撤収開始も最高度警戒―アフガン - 時事通信ニュース
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