
なぜ、16時間モノを食べてはいけないのか?
空腹を利用する健康法といえば、断食。でも多くは、専門施設に泊まりこんで数日間行なうもの、というイメージです。本当にわずか16時間で、効果があるのでしょうか? 「私が16時間にこだわるのには、理由があります。そもそも、空腹が健康や若さを維持するためのシンプルな方法であることは、アメリカの多くの研究で証明されています。そんな空腹の効果を享受するために、私自身の体で実践し、辿り着いたのが『16時間以上、空腹の時間を作ると、最大の効果が得られる』という結論でした」と言うのは、著者の青木厚医師。彼曰く、空腹の最大のメリットは、体内の「オートファジー」機能が動き始めることとおっしゃいます。この聞き慣れない「オートファジー」とは、一体どんなものなのでしょうか?
細胞が自ら生まれ変わっていく!
タンパク質は、私たちの生存に欠かせない栄養素です。普段は食べ物から必要なタンパク質を作っているのですが、栄養が入ってこないと、体の生存機能により『体内にあるもの』で、タンパク質を作り出そうとします。これが、オートファジー機能。 「その『体内にあるもの』とは、古くなって壊れたりした、細胞内のタンパク質です。これが体内で放置されたままだと、体の不調や病気の原因となります。ですが、オートファジーが機能することで、その不要なものや老廃物が一掃でき、若々しい体になると言う仕組みなのです」(青木医師) オートファジー機能は年齢に関係なく、どなたでも活性化させることができます。その唯一の方法が、「空腹」。ですが、オートファジーは、体に栄養が十分あるときにはあまり動きません。だから「物を食べない時間」が必要なのです。
意外と苦しくない&難しくない「16時間断食」の正しいやり方と注意したいこと|糖尿病専門医が解説(ヨガジャーナルオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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