奄美地方、５日は時間40ミリ激しい雨の予想 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

　梅雨前線が九州南部を南下した影響で鹿児島県内は４日朝にかけ、本土を中心に大雨となった。鹿児島市では午前０時４６分までの１時間に６５．５ミリの非常に激しい雨を観測。５日は奄美地方で時間４０ミリの激しい雨が予想され、鹿児島地方気象台は土砂災害に警戒を呼び掛けている。

　姶良市は国道１０号（姶良市重富－鹿児島市吉野町磯）が全面通行止めになる可能性があったため、集落が孤立しないよう４日午前２時１５分、脇元・白浜地区の１６世帯２７人に避難指示を出した。避難所１カ所を開設し、５世帯７人が避難した。

　県内のＪＲ各線で特急と普通列車の計４８本が運休、２０本が遅れ、計約６９８０人に影響が出た。志布志市有明町伊崎田では、市道沿いの斜面が高さ７～８メートル、幅１０メートル以上にわたって崩れた。

　気象台によると、５日午後６時までの２４時間予想雨量は多い所で、県本土３０ミリ、種子島・屋久島８０ミリ、奄美１００ミリ。

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