熊本県内は20日朝から21日にかけて、梅雨前線や低気圧の影響で雷を伴う大雨が降る恐れがある。熊本地方気象台は、20日は1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るところがあると予想。昨年7月の豪雨で被災した自治体は「空振りしてもいいという気持ちで、早めの避難を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
気象台によると、20日午後6時までの24時間雨量は多いところで180ミリ。その後の24時間は100~200ミリとしている。
17日午後6時までの3日間の総雨量は、山都町298・5ミリ、阿蘇市252・5ミリ、天草市251・0ミリなど。気象台は、大雨で地盤が緩んでいる所があるとして、土砂災害のほか河川の増水、氾濫などへの警戒を呼び掛けている。
20日から市町村が出す避難情報は「避難勧告」がなくなり、「避難指示」に一本化される。人吉市防災安全課の深江政友・地域防災官は「事前に避難経路を確認するなど、念には念を入れてほしい。避難指示が出たら、速やかに行動をお願いしたい」と語った。
県によると、17日の大雨による住宅の浸水被害は、益城町で床上4棟、床下10棟、宇城市で床上1棟、小国町で床下1棟。山都町牧野の女性(78)が行方不明となっている。(臼杵大介)
21日にかけ大雨の恐れ 熊本県内、1時間60ミリも | 熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞
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