ビヨンド・ミート、１－３月売上高は予想下回る－時間外で株価下落 - ブルームバーグ

植物由来の代替肉を手掛ける米 ビヨンド・ミートが６日発表した１－３月（第１四半期）の売上高は市場予想に届かなかった。事業のかなりの部分を占めるレストラン、スタジアム、キャンパスの閉鎖や需要減速の長期化が響いた。ビヨンド・ミート株はこの日の米株式市場時間外取引で下落した。

　　発表資料によると、１－３月期の純売上高は前年同期比11％増の１億820万ドル（約118億円）。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は１億1320万ドルだった。調整後１株損益も42セントの赤字と、予想より悪かった。

　　同社は食料品の販売が急増し、最近は新製品も増やしているが、レストランなど外食産業の顧客への依存度の高さが課題となっている。

　　４－６月（第２四半期）の純売上高見通しは１億3500万－１億5000万ドル。ブルームバーグがまとめた市場予想は１億4200万ドル。同社は新型コロナウイルス禍が続く中での不確実性を理由に、長期的なガイダンスをなお提供していない。

　　ビヨンド・ミート株は時間外取引で一時11％安を付けたが、その後下げをやや縮小した。通常取引は2.1％安で終了。年初来では4.8％下げている。

原題：
Beyond Meat Shares Tumble as Restaurant Closures Weigh on Sales（抜粋）

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