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「スーパームーン」での皆既月食、見られる時間はいつ?約24年ぶり貴重な天体ショー - ハフポスト日本版

時事通信社Ž–

皆既月食で赤銅(しゃくどう)色に見える月=2018年1月31日、大阪市阿倍野区

5月26日の夜は、皆既月食が日本全国で見られそうです。

約3年ぶりですが、今回はぜひ見ておきたい理由があります。ポイントをまとめました。

皆既月食、いつ・どこで見られる?

国立天文台によると、皆既月食は月が地球の影に完全に隠れることで、赤黒く変色した満月が見られるという天体現象のこと。

月は26日午後6時45分から欠け始め、午後8時9分に皆既食に。皆既となった月は、赤銅色と呼ばれる赤黒い色に見えるといいます。

皆既食は午後8時28分に終わり、その後は次第に欠けた部分が小さくなっていき、午後9時53分に部分食が終わるという予測となっています。

つまり、午後8時9分から28分までが皆既月食を見るわずかなチャンスです。

今回の月食は、概ね日本全国の南東の空で観察することができるそうです。

NHKの報道によると、日本で皆既月食が観測できるのは、2018年7月以来およそ3年ぶり。また、前回は月食が明け方だったため、今回のほうが観測しやすい時間帯になっているといいます。

国立天文台公式サイトより

国立天文台 天文情報センターの資料より

スーパームーンの皆既月食は24年ぶり

国立天文台によると、5月26日の満月は2021年で地球に最も近い満月だといいます。

「最近では大きく見える満月に対して『スーパームーン』などの名称もよく聞くようになりました」として、宇宙の面白さにも目を向けて欲しいと訴えています。

このスーパームーン、1年で最も小さく見える満月と比べると、視直径(見た目の直径)が約14%大きく、約30%明るく見えるといいます。

毎日新聞は日本で見られる「スーパームーン」の皆既月食は1997年9月以来約24年ぶりで、次回は2033年10月まで見られないと伝えています。

国立天文台では26日午後6時頃から公式YouTubeでライブ配信も行う予定です。

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