アメリカの同時多発テロ事件から19年となった11日、大リーグ、ヤンキースの田中将大投手がニューヨーク市警の帽子をつけてプレーしました。
ヤンキースは11日、ニューヨークでオリオールズとのダブルヘッダーに臨みました。同時多発テロ事件から19年となったこの日、選手たちは試合前、黙とうをささげ、この日のために特別に用意されたニューヨーク市警と消防の帽子をかぶってプレーしました。
第2試合に先発した田中投手は黄色く「ＮＹＰＤ」と書かれた警察の帽子で登板しました。
大リーグ機構によりますと、選手が警察や消防の帽子をかぶってプレーするのは事件後の2001年9月以来だということで、この日はヤンキースと同じくニューヨークに本拠地を構えるメッツも同じ帽子をかぶってプレーしました。
同時多発テロ事件では、崩壊したニューヨークの世界貿易センタービルで被害者の救出や捜索にあたった警察官や消防士およそ400人が犠牲になっていて、事件から20年の節目となる来シーズンは、9月11日に初めてヤンキースとメッツの両チームが対戦することになっています。
田中投手は、「当時、子どもながらにニュースで見た衝撃を覚えている。自分も東日本大震災を経験して、比べることではないが、きょうの試合に対するチームのみんなの強い思いは感じたし、自分も同じ思いだった」と話していました。
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September 12, 2020 at 11:13AM
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ヤンキース田中 NY市警の帽子で登板 同時多発テロから19年 - NHK NEWS WEB
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