ニューヨーク(CNN Business) 米大統領選が11月に迫る中、米検索大手グーグルは10日、オートコンプリート(自動補完)により検索候補を表示する機能に変更を加えると明らかにした。候補者や投票に関する一部の語句を予測変換候補から除外する方針。
グーグルのオートコンプリートでは、ユーザーの入力履歴を基に検索内容を予測する。語句の人気度や他のユーザーの検索履歴も考慮される。
グーグルは今回、政党や候補者への支持または反対を表明するとみなされる予測変換候補を除外すると発表。投票方法や投票の要件、投票所の状況といった選挙関連の入力候補も取り除く方針で、例えば、「電話で投票できる」「電話では投票できない」のような語句はオートコンプリートに表示されなくなる。
ただ、一部の語句はオートコンプリートに表示されなくなるものの、調べたい語句を自分で検索して結果を確認することはできる。
11月に大統領選を控え、フェイスブックやツイッターなどのIT大手は偽情報対策に取り組んでいる。
グーグル幹部のデービッド・グラフ氏は記者団に対し、「検索機能で表示する情報には非常に慎重でありたい。選挙や選挙情報をめぐる懸念を踏まえ、この点については特に慎重に対応していきたいと考えている」と述べた。
さらに、ポリシー変更の結果、一見問題なさそうな表現まで巻き添えになる可能性はあるとしつつ、慎重を期すためにはやむを得ないと説明。「オートコンプリートのような機能に悪質な情報が表示されるのは絶対に阻止したい」としている。
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September 11, 2020 at 12:15PM
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候補者や投票に関する語句、予測変換から除外 米グーグル - CNN.co.jp
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