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「情けなさに腹が立つ」渋野日向子は終盤失速に“怒” - ゴルフダイジェスト・オンライン

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◇海外女子メジャー◇ANAインスピレーション2日目(11日)◇ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)◇6763yd(パー72)

渋野日向子は、終盤の連続的なミスに唇をかんだ。「上がりの自分の情けなさには腹が立ちますよね」。難しいバンカーショットをうまく寄せながら1mを外してボギーにした17番(パー3)。さらにティショットを左ラフに入れた最終18番(パー5)は、2打目でレイアップを選択した。

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粘り気がある夏場のバミューダ芝のラフは特にボールの入り方により、ショットへの影響が大きく変わる。「得意な80ydを残そうとしたけど、思ったよりもラフの影響がなかったのか、転がっていってしまった」。フェアウェイを突き抜けるように転がったボールは、今度はラフに深く沈んだ。「ダフったわけじゃないけど、完全に(芝に)もっていかれた。飛ばなかった」。グリーン手前に構える池に直接入り、ダブルボギーとして上がり2ホールで順位を一気に下げた。

2アンダーの19位から3バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「75」で、1オーバーの52位に後退した。2オンを狙いパターで打てるグリーン手前のエッジまで運んだ2番(パー5)で、バーディを先行。ショットからの流れでパットを沈めた7番、9番(パー5)と、午後スタートのフロントナインで一打伸ばしたからこそ悔しさが大きい。

「前半は2つのパー5でバーディを獲れて、前半をアンダーで折り返したのは個人的にうれしかった中で、後半に一つも獲れず4打落とした」。流れを変えたのは11番(パー5)。2mのチャンスを外し「引っかけたのか…そこから良くなくなっていきましたね」とショットにも悪影響が出始めた。

日米を通じ4試合目での今季初の予選通過は「今年開幕しました」という言い回しで表現した。振り切りを意識して課題にしたアイアンショットに、やっと手応えを示せたのは前日のことだ。「後半に(アイアンは)若干力んでしまって左や右に行ったので、バンカーから打つ回数が増えた。あと2日はアンダーで回りたい」と練習場に急いだ。

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